【人間の心理から学ぶ】真剣になればなるほど絡まりするワケ
こんにちは!木更津の結婚相談所、婚活コンシェルジュ Raiseの小林です。
夜、布団に入って「さあ、寝よう」と思ったのに、なかなか寝付けない経験はありませんか?
部屋を真っ暗にして、アイマスクをして、耳栓までして──。
完璧な睡眠環境を整えたはずなのに、逆に頭が冴えてしまう。
実は人間の脳は、「無音・無光・無刺激」の状態になると、かえって「寝なきゃ」と意識が集中しすぎて、覚醒してしまうことがあるのです。
ほんのりした明かりや、やさしいBGM、少しの環境音があったほうがリラックスでき、自然と眠りに入りやすい人も多いといわれています。
この現象、実は「婚活」にもよく似ているのです。
完璧を目指すほど「眠れない」「うまくいかない」
婚活に真剣に取り組んでいる人ほど、
「理想の結婚相手を見つけなきゃ」
「今度こそお見合いを成功させなきゃ」
「絶対に失敗したくない」
と強く意識します。
もちろん真剣さは大切です。
けれど、意識が強すぎると逆に“空回り”してしまうのも人間の性質です。
眠りと同じように、婚活も「完璧な環境・完璧な自分」を整えようと頑張りすぎると、自然さが消えてしまい、相手に緊張感や違和感を与えてしまいます。
ほんの少し「気をまぎらせる工夫」が必要
睡眠のときに「小さな明かり」や「小さな音」が助けになるように、婚活でもちょっとした気のまぎらせ方が役立ちます。
例えば──
- お見合い前にお気に入りのカフェで過ごす
→ 緊張しすぎず「自分のペース」を取り戻せる。 - デート中に共通の趣味の話題を取り入れる
→ 「結婚の条件」だけでなく、自然に笑顔が出る。 - 婚活以外の時間に別の楽しみを持つ
→ 「婚活だけが人生」にならないので、心の余裕が保てる。
つまり、“婚活100%”にしないことが、結果的にうまくいく近道になるのです。
「集中しすぎ」は相手にも伝わる
寝つけないときの「焦り」は、自分の中で大きくなるばかりですが、婚活の場合はもっと厄介です。
なぜならその焦りや余裕のなさは、お相手にも伝わってしまうからです。
- 「この人、必死すぎるかも」
- 「余裕がない感じがして一緒にいると疲れる」
せっかく素敵な部分を持っていても、緊張や焦りが前面に出てしまうと、相手には魅力として伝わりにくいのです。
婚活を「自然体」に近づけるヒント
では、どうすれば婚活で“自然な自分”を保てるのでしょうか。
いくつかヒントをご紹介します。
- 婚活以外のことにも意識を向ける
趣味・仕事・友人関係──婚活以外の楽しみを持つと、気分が切り替わりやすくなります。 - 「うまくいかなくてもいい」と考える
寝つけない夜に「まあ寝れなくても死なないし」と思うと気が楽になるのと同じです。デートやお見合いも「今回はご縁がなかっただけ」と捉えれば余裕が出ます。 - 小さな安心材料を用意する
お気に入りの服、ラッキーアイテム、馴染みのカフェ。自分をリラックスさせるものを味方に。 - カウンセラーに思いを話す
一人で悩みを抱えると「寝なきゃ!」と同じで意識が強くなりすぎます。安心して話せる相手にアウトプットするだけで気持ちが軽くなります。
まとめ:「がんばらなきゃ」より「少し気をそらす」
睡眠と婚活は、一見まったく関係がないように思えます。
でも実はどちらも、集中しすぎると逆にうまくいかないという共通点があるのです。
- 真っ暗・無音で「寝なきゃ」と思うほど眠れない
- 「結婚しなきゃ」と強く思うほど自然さが消える
大切なのは、ほんの少し余裕を持つこと、気をまぎらせる工夫をすること。
「絶対に!」と力を入れすぎず、
「まあ、うまくいけばラッキー」くらいの気持ちで向き合う方が、結果としてご縁につながりやすいのです。
婚活はマラソンのように長く続くもの。
どうか「真っ暗な部屋」ではなく、心にほんのりと明かりを灯すように、自分に優しい工夫を取り入れてみてください。
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