婚活をしているHSPの人に伝えたい「あなたの魅力」

こんにちは!婚活コンシェルジュ Raise小林です。
今回は「繊細」「感覚派」「生きづらい」と感じながら婚活をしている方に伝えたい想いをブログにしました。
HSP気質ともいわれるものですが「感受性が強く敏感な気質もった人」という人を指します。
医学的な診断名ではなく、生まれつきの「気質」です。
人口の約20%、つまり5人に1人はHSPに当てはまるとされており、決して珍しいものではありませんが、多数派ではないために周囲との違いに悩みやすい性質とも言えます。
自覚している人もいれば、言われてみればそうなのかもと思う人もいれば、まったく自覚していない人もいらっしゃいます。
■HSP気質の人の特徴
①考え方が複雑、深く処理をする
・一を聞いて十のことを想像し、考えを複雑にする
・調べものを始めると深く掘り下げるため、知識量が豊富である
・物事を始めるまで、多彩な観点から考えるため時間がかかる
・生き方や哲学的なことに興味があり、浅い話は好きではない
・相手の言葉の深読みが止まらない
・褒められても素直に受け取れない
・自己否定が強い
・起こってもいない心配事ばかり
②過剰な刺激を受けやすい
・人混みや大きな音が苦手
・友人との時間は楽しいけど帰宅すると、疲れが一気に出る
・美術や音楽、本などに深く感動する
・人の些細な言葉や行動、表情に傷つき、忘れられない
・些細なことでも過剰なほどに驚いたり、ショックを受けたりする
③感情の反応が強く、共感力が強い
・人が怒られていると自分のことのように感じ、ネガティブな感情なったり傷ついたりする
・悲しい映画や本では、必ず感情移入し涙がでる
・他人のちょっとした仕草、目線、声、表情などから、機嫌やどう思っているのかが気になる
④些細な刺激を察知する、あらゆる感覚がするどい
・人混みや物音・光など五感で受ける刺激に対して過度に反応する
・第六感がはたらき、よく当たる
・冷蔵庫などの機械音や時計のチクタク音が気になってしまい集中できない
・カフェインや添加物に敏感に反応する
・肌着のタグや素材が我慢できないほど気になる
・第六感がはたらき、よく当たる
※出典:エレイン・N. アーロン著、冨田香里訳『ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。』
これらは、繊細で豊かな感受性を持つがゆえの「長所」である一方、無理に周囲に合わせ続けることで「生きづらさ」にもつながりやすい性質です。他にも「自己肯定感が低く、疲れやすい」といった特徴や真面目で責任感が強い人が多いため、何事も完璧にしようと頑張り過ぎる傾向があります。
HSPとは人よりも感度の高いアンテナを常に張っているので、小さな仕草や言動で相手の気持ちを汲み取ることができたり、色々なものに深く感動できたりしますが、反面様々なことを敏感に感じ取り過ぎてストレスの要因になるのです。
日本人は国民性から、HSPの割合が海外の人より比較的高いと言われています。
■左利きの人とHSPの共通点
HSPの生きづらさは、左利きの人が右利き社会で感じるストレスに似ています。
社会は大多数の人に合わせるようにできています。
日本は典型的な右利き社会で、道具や設備は右利きの人に合わせて作られているため、左利きの人は見えないところで自然とたくさんの負担を感じているのです。
駅の自動改札、自動販売機、ドアのノブ、ハサミなど、右利きに合わせざるを得ないものがありますし、カウンターなどでごはんを食べると、右利きの人の右手と左利きの人の左手が当たりそうで窮屈になったりすることもあるなど、左利きの人からするとストレスを感じることは数多くあります。
この辺りは左利きの方は「あるある!」かと思いますが、右利きの人にも「左利きの人って」という事を知っておいてくれると嬉しいものです。
■HSPの恋愛や婚活
恋愛や婚活におけるHSP気質の人はいわゆる「こじらせ」ている傾向にあります。
相手の言葉の深読みや、LINEの返事に対する反応が気にになったり、嫌われてしまったのではという心配など、心が敏感に反応しやすい傾向にあるからです。
・相手に合わせすぎて、自分の本音がわからなくなる
・デートや出会いの場でエネルギーを消耗して、婚活が続けられない
・一度のやりとりに一喜一憂して、感情が不安定になりやすい
・断ることに強い罪悪感を感じ、無理な関係を続けてしまう
など、思い当たる方もいらっしゃると思いますが、これはあなたがダメなのではなく、HSP気質に合わない婚活のやり方をしているからかもしれません。
大事なのが「自分自身を知ること」です。
個性として自分を受け入れることで、婚活への心の余裕が生まれ肩の力を抜くことができます。
ガチガチに力んだ状態では、きっと相手に伝わってしまっているのでHSP気質だからこそニュートラルな状態を心掛けるべきですね!
※そのほかのパートナー選びのヒント
・心が落ち着く相手を選ぶ
刺激の多い相手や自分を否定してくる人ではなく、「安心感」「穏やかさ」を感じられる人を選びましょう。
・婚活の場選びにもこだわって
大人数の婚活パーティーや同時に複数の人とコミュニケーションをとるマッチングアプリよりも、1対1でじっくり話せるお見合いの方が向いている人も多いのです。
■まとめ
ここまで読んでいただいてありがとうございます!
当てはまるかも!と自分にアンテナを出してみてくれた方や
そうかもしれないと気づきなっていたり、もしかしたら…と思う点など、受け止め方は人それぞれかと思います。
そして自分がHSP気質だという事や、当てはまってることを認めるにはもしかしたら勇気がいるかもしれません。
婚活カウンセラーである私は、ほぼ全て当てはまるHSP気質の人間で左利きです。そして、しっかりこじらせ経験者です。
自分の生き方の下手くそさや不器用さに嫌気を指すことも多くありました。
でも自覚して受容するようになったら、抜け道が沢山あったのです。
気質を変えたわけでも、改善したわけでもなく「受け入れた」ことによって好転することが多くなりました。
発信することが苦手なため、例えば今でもブログやSNSで投稿する時は一度作成したものを
「この内容でいいのか」
「でもこういう風にとらえる人もいるのではないか」
「でもこれは伝えたくて・・」
と、何度も何度も確認して、投稿ボタンを押すまで数日経過する事や、下書きのまま投稿しないものも大量にあります。
たどりついた方法は
「無理しない」
「自分に合った方法を探す」
です。
・落ち着かない、合わないと思った時は「もうすこし我慢できるはず」と無理をせず、避けられる刺激からは潔く距離をとる
・周りの音や視線が気になるのであれば、ガヤガヤした人が多い場所ではなく、静かなカフェやこじんまりとしてお店を選ぶ
・緊張する場所に行く際は、本来の30分以上前に家を出て、カフェなどで一息ついてから行く
・出かけたくない時は、自宅で一番好きな場所で思いっきりゴロゴロして過ごす
・相手との会話に疲れると感じる時は無言でも心地の良い関係性を築く。または無言が苦にならない相手と一緒にいる。
など自分に合った方法を見つけるのです。
婚活においてHSPは不利ではなく「才能」です。相手を洞察してちょっとした変化に気づくことができます。
言葉の背景を汲み取ろうと努力し相手を想う気持ちがあります。
それってすごく素晴らしい事だと思いませんか?
その力を婚活で活かすには次の4段階で進めてみてください。
①まず自分を理解し、受け入れる
②自分のYES/NOを知る
③自分に合った方法を見出す
④時間をかけてでも実行する
ありのままの自分でいられる関係こそ、長く続く幸せにつながるのです。
少数派の気質だからこそ、自分自身が理解をしてあげてください。周りに共感者がいない事を不安に思わないでください。
自分を知る方法や自分が進むべき方向性、婚活におけるヒントを探している方は是非ご相談ください♪
あなたの背中をそっと押して差し上げたい。あなたの婚活における活力を一緒に見つけたいと思っています。
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